前回は、ネタバレ無しで未視聴の方向けの記事を書きました。
ブレンパワード初級編
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お待たせしました、今回は既にブレンパワードを一周した人向けのマニアックな記事になります。
今回は劇中で語られた設定についてお話していきたいと思います。
それでは、まず物語の真相を振り返っていきましょう。
オルファンとは何だったのか?
オルファンとは、地球外生物であり、2機存在しました。
海底に墜落したオルファンは、地球のオーガニックエナジィを集めながら、浮上するパワーを溜め込みます。
そんなオルファンが墜落した時に放出されたものが「プレート」
墜落したオルファンのプレートからはグランチャーが、どこかに行ったもう一体のオルファンのプレートからはブレンパワードが生まれました。
ブレンパワードとグランチャーの違い
さて、次に機体それぞれの特徴を見ていきましょう。
アンチボディである彼らは、それぞれ意思を持ちます。
ブレンパワードは比較的温厚で、人間との共生の道を歩もうとし、
グランチャーは気性が荒く、人間を取り込もうとしています。
共通点としては、子宮の位置にあるコックピットから、人間のエナジィを吸って活動するという事。
劇中のセリフでは、「(ブレンは)部分では深く、全体では優しい」
「(グランチャー)は神経に直接触ってくるっていう強迫的な感じ」とあり、先述した特徴の根拠となります。
主題歌に込められた「官能」の意味
本編より有名なOP「IN MY DREAM」、綺麗で、どこか不気味な花が印象的な「愛の輪郭(フィールド)」
このどちらも、かなり官能的な歌詞になっています。
さて、ここでそれぞれの歌詞の一部を見てみましょう。
シルクのベッドで 愛し合おう朝まで
I can't get enough your love
(中略)
耳元でいつも エンドレステープのように
囁いていて Love me Forever
IN MY DREAMより引用
見ての通り、一回のサビで「愛」というワードが何回も出てきます。
これは、前回の記事でお話しした通り、本作のテーマが「愛」であるからなんですね。
更に、EDテーマ、「愛の輪郭(フィールド)」の歌い出しは以下の通り
愛し合う心を
育てていったあなたが
その腕を枕に
お眠りと耳にささやく
愛の輪郭(フィールド)より引用
こちらも「愛」というワードが出てきます。
これほどまでに、本編にマッチした歌詞を書ける作曲家とは、誰なのでしょうか?
両曲とも、作曲は「井荻麟(いおぎ りん)」さんという方で、他にも「ダンバインとぶ」「キングゲイナー・オーバー」「翔べ!ガンダム」などを作詞されています。
察しの良い方はそろそろお気付きでしょうか?
この「井荻麟」さんこそ、本作の監督である「富野由悠季」さんなんです!
(富野作品のOP・EDを担当されている事多いんですが、歌詞凄く良いんですよ…才能が恐ろしい)
まとめ
ポイント
- オルファンは地球外生命体
- ブレンは温厚、グランチャーは気性が荒い(ものが多い)
- 井荻麟は富野由悠季
いかがだったでしょうか?今回は中級編という事で、ブレンパワードを1週した人向けの記事となりました。
次回はいよいよ、上級編。
ブレンパワードマニアを唸らせる内容をご用意して投稿いたします。
是非、お楽しみに!