2023年7月末、新クトゥルフ神話TRPG（7版）の新しいサプリメントが出ました。
その名も、「ピーターセンの忌まわしき物語」。
そこで今回は、サンディピーターセンとはそもそも誰なのか？どんな人にオススメのシナリオ集なのか？どんな注意点があるのかについて解説します。
4,000円以上するサプリを買って「思ったのと違う」と後悔しないためにも一つひとつ見ていきましょう。
サンディピーターセンって誰？
まずは書籍のタイトルにもなっている「サンディ・ピーターセン」氏について知っておきましょう。
サンディ・ピーターセンは、実在するアメリカのゲームデザイナーです。クトゥルフ神話の創設者であるH.P.ラヴクラフトのファンであり、原作小説を読んでいたとのこと。
そして、ダンジョンズ&ドラゴンズでTRPGに出会い、サンディ氏はケイオシアムの常勤スタッフとなります。（ケイオシアムとは、クトゥルフ神話TRPGを作成している会社）
ケイオシアムの勤めたあとは、クトゥルフの呼び声（CoC）で主要作家となり、シナリオのライティングや背景作品を執筆しています。
さらには、彼独自のTRPGである「サンディ・ピーターセンの暗黒神話体系 クトゥルフの呼び声TRPG」を発売しました。これは、クトゥルフ神話TRPGとは別物です。
今回のサプリメントでは、新クトゥルフ神話TRPG（7版）の追加シナリオが楽しめるシナリオ集になっています。
どんな人にオススメ？
ルルブ系のシナリオなので、どれも骨太で数時間〜数日かかることを前提として作られています。プレイ人数については2〜6人のものが多く、カジュアルよりはややガッツリと遊びたい人向けのシナリオです。
ルールブックに載っているような重たく、しっかりと探索していかなければクリアできない高難易度のシナリオに臨みたい人にオススメ。
収録シナリオ
収録シナリオとあらすじをざっくり見ていきましょう。
収録シナリオとあらすじ
- 地獄のホテル：カナダの廃ホテルを再開しようと改修し始める
- 遺棄された船：氷山に乗り上げた貨物船に積載されていたものとは？
- 万能薬：最先端医療技術が生んだ奇跡の薬、しかしそこにはある真実が...
- モホール計画：海上からマントルまでを掘削するモホール計画は、とある禁忌に触れてしまう
- 電話口の声：ストリートギャングとの抗争があったが、その裏には...
注意点：新クトゥルフ神話TRPG（7版）を前提として作られている
このシナリオ集は、タイトル通り「7版」を前提として作られています。6版のクトゥルフ神話TRPGでも遊べないことは無いですが、能力値などに変換が必要なことに注意しましょう。
また、「現代シナリオ」と記載されているも、外国で展開される話なので、現代日本ではない点に注意が必要です。
まとめ
今回は「新クトゥルフ神話TRPGシナリオ集ピーターセンの忌まわしき物語」について解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。
この他にも、クトゥルフ神話TRPGのサプリメントは以下の記事で紹介しています。「現代日本で遊びたいんだよなぁ」や「戦国時代・大正時代で遊びたい」という人の願いも叶いますので、ぜひご覧ください。
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