クトゥルフ神話TRPGなどを遊んでいると、時々神話生物のカテゴリーのようなものを目にすることがあります。
「旧支配者、外なる神、奉仕種族」などなど...
知らなくてもゲームは遊べますが、知っておくと面白いのでちょっとだけ解説させてください!
今回は、「グレード・オールド・ワン(旧支配者)」について解説します。
グレートオールドワン(旧支配者)とは
グレート・オールド・ワン。「旧支配者」や「古きもの」とも呼ばれる存在で、神のような存在(邪神)として描かれることが多いです。
「旧支配者」という名前がついている通り、太古の地球に君臨し支配していた存在でした。
最初は外宇宙から飛来した「アザトース」の系統(外なる神)のみでしたが、後に地球で生まれた「ウボ=サスラ」の系統(旧支配者)に
グレートオールドワン側から人間に接触したり、ちょっかいを出したりしてくるのでカルト教団は両想いになることもしばしば。
超自然的な力を持っているものの、「外なる神」ほどでは無いとされており、多くのグレートオールドワンは封印されていること、独立している神話生物が多いこともあり強さにはかなり個体差があります。
ちなみに、漫画「ソウルイーター」やゲーム「真・女神転生Ⅱ」などにも登場しております。
グレートオールドワン(旧支配者)に属する神話生物
ここではグレートオールドワンの代表的な神話生物を紹介していきましょう。
大いなるクトゥルフ
作品のタイトルにもなっている大いなるクトゥルフは、最もよく知られるグレートオールドワンです。
タコのような見た目に翼の生えた巨大な体を持つ神話生物で、ルルイエという都市に眠っています。
様々な国にカルトを持つ大いなるクトゥルフは、ゾス星雲から地球に飛来しました。
昔からいろんな作品に登場していましたが、最近ではポプテピピックにモロに出てきたり、FF7リメイクに名前を変えて登場していたりと相変わらずの人気っぷり。
大いなるクトゥルフについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひお使いください〜
大いなるクトゥルフの詳細
イゴーロナク
イゴローナクは「グラーキの黙示録」に記載されている神話生物。頭の無い大きく膨らんだ白い体を持ち、手のひらには赤い口があります。
基本的にはイギリスに生息しており、目撃証言も多いとか。
「貪る手の息子たち」という教団に崇拝されているため、登場させるヒントになるかも?
イゴーロナクについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひお使いください〜
イゴーロナクについて詳しく
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ハスター
「名状しがたきもの」とも呼ばれるハスターは、「死体が膨らんでウロコに覆われた姿」や「後ろ姿がタコに似ている」など様々な言葉で見た目が表現されています。
この手の強力な神話生物は多くの化身をも持ちますが、ハスターの化身は特に有名で「黄衣の王」という名前。(デモンズソウルにもこのモチーフのボスが出てきました)
最近だと「第五人格(Identity V)」にも登場していることで知られていますね。
ハスターについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひお使いください〜
ハスターについて詳しく
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クトゥグア
巨大な燃える塊のように見えるクトゥグアは炎の神話生物です。
ニャルラトテップの天敵としても知られており、フォーマルハウト星に住んでいると言われています。
古代にはカルトがありましたが、現代には無いとのこと。
クトゥグアについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひお使いください〜
クトゥグアについて詳しく
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イタクァ
イタクァは先ほど紹介したハスターに従属している神話生物です。見た目は人型で水かきの足を持っています。
カナダの先住民からは「ウェンディゴ」として言い伝えられていることも。
イタクァを信仰する教団もカナダにあり、北極圏での生息も確認されていることから寒い地域でよく見られています。
イタクァについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひお使いください〜
イタクァについて詳しく
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まとめ
今回は「グレートオールドワン(旧支配者)」について解説しました。この記事のポイントは以下の通り。
ポイント
- グレートオールドワンはウボ=サスラの系統で古の地球を支配していた
- 代表的な神話生物は「大いなるクトゥルフ」、「ハスター」、「イゴーロナク」
- 他作品でもよく登場する
他の神話生物が気になる方は以下の記事をご覧ください。カテゴリー毎に分けて紹介しています。
カテゴリー別紹介