前回は「クトゥルフ神話TRPGでプレイヤーとして遊ぶ時に注意したい5つのこと」を執筆しました。
まだご覧になってない方はこちらからどうぞ。
さて、今回は前回よりも刺激的です。
KP9割の私がオブラートを破り捨てて書き殴ります。
今回は聞いた話半分、実話半分でお送りします。
また、前回に比べて主観が多めです。苦手な方はこちらへお願いします。
よろしければ、最後までお付き合い下さい。
1.殺戮マシーン
完全聞いた話です、私は都市伝説だと信じてます。
何か調べるの失敗したら即死、前触れの無いトラップを踏んだら即死、
他のTRPGに比べてクトゥルフにはこういうKPが多いんだとか。
もちろん、キャラが死ぬ事は悪ではありません。
命を失う事によって生まれるドラマもあります。
しかし、何の意味も無く殺すのは犠牲者のNPCだけにしましょう。
2.シーンを回さない
プレイヤー編でお話した、「自分だけが行動する」プレイヤーに対して、
配慮しないKPにも非があるのです。
KPは全体の雰囲気を見る必要があります。
喋れていない人はいないか、物語の進捗状況はどうか、やりたくない事を無理矢理させていないか。
全ては全員が楽しむ為、その舵を握っているのはKPなのです。
3.休憩の提案をしない
これは結構います。
3時間ぶっ通しでTRPG出来るのは一部の人間だけです。
人の集中力は90分が限界(諸説あり)なんて事も言われます。
1時間に1回程度は休憩を取ってあげると、プレイヤーにも、KP自身にも良いでしょう。
また、プレイヤー側からは言い出し辛いという声も聞きます。私もそうです。
プレイヤーは探索に、KPはシナリオ進行に集中力を割いているのですから、普段より疲れています。
4.NPCのロールプレイに没頭する
これは私が最も気をつけていることです。
NPCが複数出てくるシナリオで、サブKPが居ない状況だと一人でやらなくてはいけません。
NPC同士の会話になると声色使い分けたり、喋り方変えたりで思わず集中してしまいます。
そんな時、プレイヤー達はどちらかです。
物語に入り込むか、開いた口が塞がらないか。
これに対する具体策は、
NPCが少ないシナリオを選ぶか、
プレイヤーの反応を感じること意外無いと思います。
5.100%シナリオ通りに進行しようとする。
頭の固い人は嫌われます。
なぜなら、面白くないから。
シナリオはある程度の方針なので、それをガチガチにし過ぎると、
プレイヤーは「これ、私じゃなくてもいいよね」と思ってしまいます。
シナリオは小説でなく、遊べるゲームなのです。
シナリオは生き物、とTRPG界隈でよく耳にするのですが、
遊んでいる人によって変化していくものなのです。
シナリオは枠組み程度に考えて、ある程度の自由度を持って遊んでもらうのが良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「意識高い系KPかよ」と思われる方もいるかもしれません。
ですが、KPはプレイヤーの時間を預かるのです。
クトゥルフのシナリオは短くても1時間半のものがほとんど。
映画一本見れるんですよ。
もちろん、KP自身楽しむ気持ちは大切です。
ですが、それが行き過ぎて自分だけのゲームにならないよう、注意しましょう。
私も、気をつけます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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