神話生物、という言葉をご存知でしょうか?
H.P.ラヴクラフトというアメリカの小説家が生み出した「クトゥルフ神話(クトゥルー神話とも)」に登場する、モンスターの総称を言います。
この記事では、そんな神話生物の中でも、特に強く人類に影響を及ぼす怪物達を解説します。
「クトゥルフ神話TRPG」を遊ばれる方や、「クトゥルフ神話」をベースにしたお話を書かれる方の参考になれば幸いです。
それでは早速解説していきましょう。
サムネイルは以下サイト様の画像を使用させていただきました。
七三ゆきのアトリエ https://nanamiyuki.com/
ダゴン・ハイドラとは?
深海の大司祭と言われ、深きものどもの親のような存在。
ダゴンが父で、ハイドラが母と言われています。
見た目は巨大な半魚人で、身長は6mほどと言われています。
生息地
太平洋上の、名前も無い島で見かけたという証言があります。
しかし、イギリスの「ケルプ」と呼ばれる深海でもダゴン信仰の地下祭壇があったと言われており、別のイギリス国内でも「ダゴンの洞窟」が発見されているなど活動範囲は広いようです。
また、原作ではモノリスのようなものがあり、その前にダゴンが立っていたりと中々に謎の多い神話生物です。
カルト
旧約聖書の中にある「土師記」第16章では、ペリシテ人が崇拝していたと記載されています。
「深きもの」どもにも崇拝されながら、自身も「大いなるクトゥルフ」を崇拝しており、クトゥルフ復活の為に頑張ってます。
登場作品
実は、元々は実在の神なんです。
(中にはリヴァイアサンやクラーケンをダゴンとする説も)
原作は「ダゴン」、窓に!窓に!でお馴染みの作品です。
最近Steamでもゲーム化されてましたね。
あと、調べてたら謎のブルーレイ出てきました...視聴した方いらっしゃったらコメントお待ちしてます。
まとめ
ポイント
- 深きものどもの父「ダゴン」、母「ハイドラ」
- 海を中心に活動している
- 旧約聖書の中にダゴンと思われる者の記載がある
TRPGや、テレビゲームを遊んでいると様々な所で神話生物と出逢います。
最近ではアニメや漫画にも多く登場しているので、探してみると案外見つかりますよ。
このシリーズでは、一体の神話生物にスポットを当てて紹介しています。
「コイツを紹介して欲しい!」という神話生物が居ましたら、是非コメントにて教えて下さい。
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今回の記事は以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました!
参考資料
1.森瀬 繚,ゲームシナリオのためのクトゥルー神話辞典,SBクリエイティブ株式会社,2018年 電子第二版
2.森瀬 繚,図解 クトゥルフ神話,株式会社新紀元社,2018年 第15版
3.スコット・アニオロフスキーほか,マレウスモンストロルム,株式会社KADOKAWA,2016年 第12版