「新クトゥルフ神話TRPG(7版)のルルブ買ったけど、厚くね?読むの面倒くさ...」
そう思っているアナタ、仲間ですね。私もです(笑)
ほんと辞書みたいな厚さしてますもんね、この本。全部読むのに何時間かかるやら。
あなたには是非とも時間かけずにルールブックを読んで欲しいので、「どこに何が書いてあるか」と、「最低限ここだけ読めば大丈夫」という所をまとめました!
「私6版なんだよね...」という方に、この記事の6版バージョンも用意してます。以下のリンクからどうぞ!
【現在準備中、もう少々お待ちください(6版の方が遊んでる筈なんだけどなぁ...)】
項目の中で特に読むと良い所は枠で表示しています、読む時の参考にしてください。
こんな感じ
- このポイントさえ抑えれば
- 問題なくプレイできそうな所を
- ピックアップしています
新クトゥルフ神話TRPGを遊ぶために
イントロダクションという項目では、新クトゥルフ神話TRPGを遊ぶためのアドバイスが掲載されています。少し難しく感じるかもしれませんが、今後プレイしていくにあたってとっても重要なことが記載されているので、↓の枠でピックアップしたところはじっくりと読みましょう。
(それ以外の箇所は読み飛ばしてOKです)
読むと良い所(小見出し)
- ゲームの概要
- 協力と競争
- 勝者と敗者
- プレイに必要なもの(オフセをする時に)
ラヴクラフトとクトゥルフ神話
一旦飛ばして大丈夫です。この項目では、その名の通りクトゥルフ神話と作者であるラヴクラフトについて書かれています。
原作を知った上でプレイすると楽しさは増しますが、最初に覚えることは他にたくさんあるので一旦読み飛ばしましょう。
探索者の創造
ここはキャラクター(探索者)を作る上で重要な項目です。基本的には全て目を通しておきましょう。
中でもステップ1〜3と書かれている部分は、今後必ず使うことになるので特に読み込んでおきましょう。
キャラクター(探索者)を作る際の「職業」については、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
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職業解説一覧
続きを見る
技能
ゲーム中で使用するスキルについてまとめられた項目です。シナリオには基本的に「推奨技能」や「必須技能」などが記載されているので、シナリオを中心に技能を取得していきましょう。
趣味技能などを取りたい場合は、ルールブックの内容を確認してから取ることをおすすめします。
読むと良い所(小見出し)
- 技能の定義
- 対抗技能/難易度
- 技能をプッシュする
- 各技能の解説(取りたい技能のみ読む)
このサイトでも技能については解説しています(6版のものなので、細部異なる場合もありますが8割以上同じです)
良ければ以下のリンクからご覧ください。
-
技能解説一覧
続きを見る
ゲームシステム
ゲームを遊ぶ上での重要なシステムが記載されています。枠内のピックアップ数も多いですが、それほど重要な所なので読んでいきましょう。
↓の枠内で「※」マークがついているものは、継続探索者を予定している時のみ読めば大丈夫です、単発では必要ありません。
読むと良い所(小見出し)
- 技能ロール
- キーパーの設定が最終的なもの(p.78右上)
- ロールをプッシュする
- ファンブルとクリティカル
- 幸運
- 対抗(技能)ロール
- ボーナス・ダイスとペナルティー・ダイス
- 組み合わせ技能ロール
- ※経験の報酬:探索者成長フェイズ
- ※年齢を重ねる
- 選択ルール
戦闘
ここは非常に難しい項目です。元々6版(旧ルルブ)で遊んでいた人も混乱する場合が多く、一人で読むことはオススメしません。
しかし、重要な項目であることも確かなので、キーパーさんに確認しつつ戦闘を行えるくらいにはなっておきましょう。
読むと良い所(小見出し)
- 戦闘ラウンド(ラウンド)
- 戦闘マヌーバー
- 負傷と治療
チェイス
一旦飛ばして大丈夫です。元々選択ルールだったものを本格的に使えるよう記載されたのですが、私の周りでも使っている人はあまり見かけません。
余談ですが、「アジアンパンク サタスペ!」というTRPGのチェイスルールの方がわかりやすいので、使うならそっちがオススメ。
正気度
クトゥルフ神話TRPGを代表するシステムである「正気度ロール」、別名「SAN値チェック」とも呼ばれるシステムで、重要な項目になります。とは言っても、実際に読む量はそれほど多く無いので、サラッと読んで理解しておきましょう。
読むと良い所(小見出し)
- 正気度ポイントと<正気度>ロール
- 狂気(一時的狂気〜恐怖症とマニアまで読む)
魔術
ひとまずは飛ばして大丈夫な項目です。いくつかシナリオを遊んでいくうちに、「アーティファクト」や「魔術を使うNPC、神話生物」に遭遇するかと思います。
ある程度イメージをつけてから読むとこの章はわかりやすいため、あえて一回見送ることをオススメします。
ゲームをプレイする
ここはプレイヤーをやるか、キーパーをやるかによって読みたい箇所が変わる部分です。↓の枠内では※がついたものはキーパーが特に読みたい部分、ついていないものは全員に読んで欲しい部分になります。
この章は長いのですが、経験者じゃないと理解できない項目が多いので、まずは前半部分だけを読みます。
後半(クトゥルフ神話の恐怖を描写する)以降はひとまず飛ばしてOKです。後で必要になった時に開きましょう。
読むと良い所(小見出し)
- ダイスロール
- 探索者の創造(プレイヤーにアドバイスする、だけでOK)
- ※初めてのキーパー
- ※ノンプレイヤーキャラクター(NPC)
- ※ゲームのペースを決める
魔導書
ここも一旦飛ばして大丈夫です。
魔導書が登場する場合、大体シナリオに詳細が書かれているか、「ルルブp.~~を参照してください」のように注意書きがあるので、キーパーをやる時に開きましょう。
クトゥルフ神話の呪文
魔導書の欄と同じです、まずは飛ばして大丈夫。必要になったら開きましょう。
アーティファクトと異界のテクノロジー
ここも飛ばして大丈夫ですが、呪文や魔導書よりもビジュアル的に楽しめるものが多いです。
挿絵だけでもパラパラ見ると、クトゥルフ神話の世界観がなんとなくわかると思うので、パラ読みするのはオススメ。
怪物、獣、異界の神(神話生物などが掲載)
シナリオ中、初見の楽しさを大切にしたいなら飛ばしましょう。
と言うのも、かなり使い勝手の良い神話生物(モンスター)図鑑となっており、設定からステータスまで丁寧に記載されています。
昔のバージョンのルルブと比べても、挿絵がほぼ全て差し替えという気合の入りようなので、ある程度慣れてから見るとめっちゃ面白いですよ。
このサイトでも、神話生物には力入れて解説しています、良ければ覗いて行ってください笑
-
神話生物解説
続きを見る
シナリオ
7版のルールブックに掲載されているシナリオは、想定時間が長く、キーパーの負担も大きい、初心者向けとは言えないシナリオです。
かと言って、いきなりネットで見た憧れのシナリオに手を出すのも危険。
まずはスタンダードな「悪霊の家」か泥紳士様作の「毒入りスープ」を遊んでおきましょう。悪霊の家は6版のルールブックに、毒入りスープはwikiで公開されています。
補遺(オマケ)
付録となる部分です。用語集は困った時に開きましょう。武器などは1920年代のものが中心であるため、現代で遊びたい人には「クトゥルフ2020」がオススメ。
読むと良い所(小見出し)
- 用語集
- 新クトゥルフ神話TRPG(第7版)への変換
まとめ
今回は、新クトゥルフ神話TRPG(7版)のルールブックの読み方についてお話しました。今回黄色枠で囲ったところだけを読むと、ある程度遊べるようになっています。少しでもクトゥルフを遊ぶハードルを下げられたなら幸いです。
ルルブをまだ持っていないという方は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょう?
新クトゥルフ神話TRPG ルールブック(7版)
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