※この記事は、ネタバレ無しの未視聴の方向けの内容です!
皆さんは「ブレンパワード」という作品をご存知でしょうか?
OP曲のサビ、「IN MY DREAM 赤い薔薇の花〜♪」という部分なら聞いたことあるかもしれません。
(裸OPは当時「なぜ?」という声で溢れていました。)
今回は、90年代の名作として今でも語り継がれる「ブレンパワード」について紹介します。
この記事を読めばブレンパワードを見る時、困る事なく視聴できます!
また、ブレンパワードは2022年、3月末にBlu-ray BOXの発売が決まっています。
話題になること間違い無し!
先に要点を押さえてみませんか?
ブレンパワードとは?
1998年にWOWWOWで放送されたオリジナルアニメです。
監督は「機動戦士ガンダム」でお馴染みの「富野由悠季」監督、
キャラクターデザインは「テイルズオブシリーズ」でお馴染みの「いのまたむつみさん」、
メカデザインは「ファイブスター物語」ではお馴染みの「永野護」さんが担当されています。
キャッチコピーは「頼まれなくなって、生きてやる!」
陰鬱な世界を描く事が多い富野監督作品ですが、本作は「白富野」とファンの間で呼ばれる程綺麗なエンディングになっています。
(昔の作品では「皆殺しの富野」など呼ばれていました笑 それくらいキャラクターが死んでたんです。)
世界観
時代は近未来、海底に沈む「オルファン」という物体が活動を始め、津波が多く発生する状況になった時代。
東京の半分は沈み、人々は「オルファン」と、「プレート」と呼ばれるディスクのようなものに怯える日々、というのがざっくりとした世界観です。
そんな中、ヒロインである宇都宮 比瑪(うつみや ひめ)が、「ブレンパワード」という機体に乗る所から物語は始まります。
第一話の中で、(物語上の)開始から1年が経過し、主人公である伊佐未 勇(いさみ ゆう)が敵の組織から抜け出すという展開の速さを見せます。
本作の魅力
丁寧に張られた伏線
各キャラクターや舞台の設定がしっかりとしており、第一話から伏線が張られています。
序盤では、専門用語が多すぎて「?」マークだらけの展開も、物語終盤になると自然と理解出来るように組まれているストーリーは圧巻です。
多彩な富野節
富野監督作品では、しばしば「富野節」と呼ばれる特徴的なセリフが出てきます。
本作で言うなら「×(し)ねよや!」「クリスマスプレゼントだろ!」などなど。
後者はネタにされがちですが、実は本編を見ると物凄く感動出来るシーンなんです。
まだの方は是非9話をご覧下さい
綺麗事だけじゃない
富野監督の作品の特徴として、「男と女」を描かれる事が多いです。
ですが、これは今で言う「フェミニスト」なわけではなく、男と女の違いを描きながらも、
どうにかわかり合っていこうというメッセージが込められている場面がほとんど。
今回のブレンパワードについては、テーマが「愛」なこともあって、親子愛、男女の愛、姉弟の愛など様々な形で「愛」や「男女」が描かれます。
ロボット作品でありながら、人間ドラマも濃いのが富野作品の特徴ですね。
用語解説
とは言っても、序盤の専門用語の嵐は、馴れていない人にとってはちょっと苦しいかも?
という事で、ここで序盤に抑えておきたい専門用語を解説します!
かなり噛み砕いて解説するので、どなたでも理解できますよ!
オルファン
物語の中心となる、海底に沈んだ物体。
オルファンが起こす津波で人々が困っている
リクレイマー
オルファンの浮上を手助けする敵側の組織。
主人公の勇はここに居たが、脱走した。
アンチボディ
本作のロボットやパイロットの呼び名。
基本的にはロボットの総称として使われる。
グランチャー
敵側のロボット。
意思がある。
ブレンパワード
味方のロボット。
こちらも意思がある。
ノヴィス・ノア
味方の戦艦(のようなもの)
ブレンパワードのお家
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでもブレンパワードの魅力が伝わったら幸いです。
今回は未視聴の方向けの紹介となりましたが、次回以降どんどんマニアックな話をしていきます。
具体的には「オルファンの裏設定」、「ブレンパワードとグランチャーの違い」などなど。
是非、お楽しみに。
ブルーレイボックスと配信
10数年の時を経て、ブレンパワードのBlu-ray BOX化が決定しました!
しかし、27,500円とかなり高額です。
画質に拘らないなら、「dアニメストア」で440円、「バンダイチャンネル」で1,100円にて視聴できますので、
内容だけ抑えたい方はそちらでどうぞ!
リンク貼っておきます
Blu-ray(27,500円 めっちゃ高画質&特典が多い)
※2021年12月現在では、6,000円ほど安く買えるようです!
dアニメストア(440円 安い)
[blogcard url="https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc"]
バンダイチャンネル(1,100円 日本語字幕がある)
[blogcard url="https://www.b-ch.com/"]