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今回は「6版ルールブック」から、<こぶし>技能を紹介します。
「クトゥルフ神話TRPG」を遊んでいて、こんな事ありませんか?
「技能は何を取ったら良いのかわからない!」
「いっつも同じ技能になっちゃって、面白味がない!」
「そもそも技能にどんなものがあるのかわからない!」
そんな悩みを解決します。
※この記事の目的は、「クトゥルフ神話TRPG」を楽しんでもらう為、ルールを補助的に解説するものです。
技能が記載されている書籍を購入せず遊べるようにする為のものではありません、実際の技能値や使用方法は書籍をご覧下さい。
より多くの技能を紹介する為、6版ルールブック及び6版のサプリメントを中心に紹介しています。
7版である「新クトゥルフ神話TRPG」とは一部異なる点にご注意下さい。
<こぶし>とは?
いわゆる戦闘技能のうちの一つ。
初期値が高いこと、比較的安定したダメージが出せるなど、取得しておくと役にたつ機会の多い技能です。
具体的に使える場面
名前の通り、拳で殴る、空手チョップをする、平手打ちをするなど何かを叩く時に使える技能です。
6版ルルブでは<マーシャルアーツ>を、2010以降では<武道>と組み合わせることで威力が上がります。
ノックアウト攻撃にも対応しており、相手を殺したくない場面でも活躍します。
弱点(勘違いしやすい点)
技能値が高い反面、攻撃力は<キック>や武器を使う技能に比べて控え目です。
一撃必殺というよりは、ちまちま殴って長い時間かけて相手を倒す技能になるので、短期戦には向きません。
また、相手が刃物を持っている際には受け流しができない(受け流してもダメージを受ける)など、
意外とできないことも多い技能です。
また、2010からの<武道>は<武道:組み技系>と<武道:立ち技系>に分かれ、<こぶし>のダメージが上がるのは<武道:立ち技系>のみである点に注意が必要です。
まとめ
ポイント
- 初期値が高いため使いやすい
- ダメージは他の技能に比べ控え目
- できることも多いが、できないことも多いのでよくルールを把握する必要がある技能
いかがだったでしょうか?
今回紹介させていただいた技能は「6版ルールブック」に掲載されています。
参考文献: 1.サンディー・ピーターセンほか,クトゥルフ神話TRPG,株式会社KADOKAWA,2014年 第17刷
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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