大正クトゥルフ始めたいけど、職業が現代と違いすぎてわかんない!
そんなあなたに徹底解説!
大正日本サプリメント、クトゥルフと帝国をベースに各職業について紹介していきます!
特別高等警察とは?
クトゥルフと帝国には以下のように書かれています。
特別高等警察の職員。特高警察、特高と略されて呼ばれる。
社会主義者、共産主義者、その他国家体制に敵対する危険思想者を治安維持の名目で取り締まるべく組織された、
日本における秘密警察。1911年に警視庁から独立して内務省の管轄下に置かれ、1925年に治安維持法が 制定されると同時に、活動が本格化した。
治安維持法は、別名「民主主義殺りく法」と呼ばれたほどで、
法の名の元に特高職員が各人の判断で逮捕 ・拷問などの強権を発動できる、きわめて恐ろしい制度であった。
特高の捜査方法は、大杉栄事件に代表されるように凶悪で情け容赦がなく、「白色テロ」の異名さえあった。また、その情報網は級密そのものであった。銭湯での冗談が原因で、逮捕された例すらあった。
逮捕されると、本人だけでなく、その家族も思想的な追求を受けた。
特高に逮捕された過去があると、結婚や就職にも影響した。一般民衆からすれば、特高に目をつけられただけで社会的に抹殺されたも同然であり、
いらぬ風評をたてられないように、普段から気を使わざるをえなかった。女性の特高は存在しない。
得意な事
・強引な捜査
・戦闘
苦手な事
・制服を着ている際、友好的な関係はほぼ不可能(恐怖の対象であるため)
・純粋に人を信じる事が難しい
・職業を聞かれた際、誤魔化すなら<言いくるめ>などが必要になる
具体的な立ち周り
大正ならではの職業だが、使うとなると難しい。
私服での捜査をするなら、一般的な探索者と同じ動きが出来るので、余程の事が無いなら制服を着ない事をオススメ。
ただし、強引に調査に乗り出す場合や、怪しげな組織の取引現場に行く場合などは逆に制服を着用した方が円滑に進むだろう。
「警察」と名前はついているものの、完全なる市民の味方というわけではない攻撃的な組織である。
また、特高ならではの独自ネットワークにより、普通では得られない裏社会の情報など手に入れる事が出来るかもしれない。
特別高等警察の探索者について
特別高等警察は恐怖の象徴だった。
中には自分が気に入らないという理由だけで逮捕・拷問する人間も居ただろう。
しかし逆に、愛国心に燃える良い特高も居たかもしれない。
女子供が暮らしやすい世の中を夢見た優しい特高が居たかもしれない。
事実とは異なっていても、これはフィクション。
作りたいように作ろう。
まとめ
- 人々の恐怖の象徴
- 制服を着ていると友好関係は難しい
- 強制的な捜査をする場合は制服が有効
- 優しい特高がいても良い
以上、今回の記事はここで終わりとなります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
このシリーズは続けて行こうと考えておりますので、また次回お会いしましょう!
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引用
1.坂本雅之ほか,クトゥルフと帝国,株式会社KADOKAWA,2014年 第7版