「特徴表振っといてと言われたけど、よくわからない」
「クトゥルフ2015に載っているらしいけど、イマイチ必要性がわからない」
そうですよね、私も2015読むまでそうでした。
そこで今回は、「クトゥルフ2015」に掲載されている「特徴表」についてのお話。
特徴表とは何か、どのように使うか、どんな恩恵があるのかなどについて解説しています。
この記事を読むだけで特徴表が使えるようになるので、少しの時間お付き合いください。
※実際の特徴表についてはクトゥルフ2015を購入してご覧ください
特徴表とは、探索者に個性を与えるためのもの
「探索者の特徴」という選択ルールで、クトゥルフ2015から追加されたルールです。
特徴表では、「オシャレ」や「眼鏡を掛けている」など、探索者に特徴をつけることができます。
通常1探索者1つの特徴しか得ることができません。基本的には探索者の作成時に同時に付与するものですが、場合によっては継続探索者でも可能です(後述)
振り直しも可能ですが、KPとPL間の相談は必須です。
特徴表の使い方
さて、早速ですが特徴表の使い方をご説明します。
特徴表の使い方
- クトゥルフ2015のP.18~19「特徴表」を開く
- 6面ダイスを振り、結果の数字を「1D6」と書かれている場所と照らし合わせる
- 10面ダイスを振り、結果の数字を「1D10」と書かれている場所と照らし合わせる
- 特徴名と効果を確認し、探索者シートに反映させる
これだけです。1D6で表を絞って、1D10で個性を決める、といった流れですね。
タイミングについては、職業を決める前がオススメ。理由は後述します。
どのような変化があるか?
特徴表を利用すると、大きく2つの効果を得ることができます。
- ステータス面の変化
- キャラクター設定面の充実
ステータス面の変化
特徴によってステータスが増減することが多いです。例えば、「天才」という特徴であれば「INT +1」、「影が薄い」という特徴であれば「<隠れる>に+20%」など。
基本的にはステータスアップの項目が多いですが、1D4で「4」が出てしまった場合のみ悪いステータスが追加されます。
その代わり、1D6×10の技能ポイントが得られるという救済措置もあります。
キャラクター設定面の充実
特徴によっては詳しく書かれている物もあり、キャラクター設定を作り上げる助けにもなってくれます。
わかりやすい所で言えば「スポーツ万能」、「眼鏡を掛けている」など。
また、職業に関わるような特徴もあるため、基本的には職業を決める前に特徴表を振ることをオススメします。
継続探索者にも使うことはできる?
不可能ではありませんが、サプリ上で推奨はされていません。
あくまで卓のKP、PL全員の同意があった上で行うことができ、現在までの継続探索者と出た特徴の矛盾についても考えなければいけません。
ですが、他のPLが新規で特徴表のプラスステータスあるのに自分だけ無いというのは探索上不利になることもありますので、そういった場合はKPに提案してみましょう。
7版でも使用できるの?
今のところ特徴表の7版バージョンはありません。
しかしながら、7版はルールブックの時点で「バックストーリーを創造する」という項目が設けられ、「クトゥルフ2020」にて更に拡張されたのでこのバックボーンが特徴表の代わりとも言えます。
7版ルルブの読み方については以下の記事で解説しているので、良ければ使ってください。
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7版ルルブの読み方
続きを見る
まとめ
今回は「クトゥルフ2015」の特徴表に焦点を絞ってお話しました。この記事のポイントは以下の通り。
ポイント
- 6版で使えるルール
- 特徴表は、探索者に特徴を付与するツール
- 特徴を付与することでステータスアップやキャラクター設定に厚みが出る
- 新規探索者前提だが、継続探索者もKP、PLの同意があれば可能
- 7版では「バックストーリーを創造する」があるので、そちらを使用
特徴表はセッションを面白くしてくれる要素の一つなので、クトゥルフ2015を持っている方は積極的に使ってみましょう。
今回の記事はこれにて終了。ですが、クトゥルフ2015について詳しくは以下の記事でも解説しています。購入前に読んでみてください。
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クトゥルフ2015について
続きを見る
クトゥルフ2015をざっくりと