「ダニッチの怪」でお馴染みのダニッチ、実はかなりヤバい村でした。
神話生物や魔導書、呪文についてはわかったけれど、「クトゥルフ神話」に登場する「架空の都市」が気になる!
この記事は、そういった方の為の記事です。
原作を読んでいなくてもわかるように解説させてもらいますので、是非最後までお読み下さい!
所在地
マサチューセッツ州の北部中央、アーカムから見てかなり西側に位置しています。
(map位置は近い都市を指しています)
ダニッチとは?
古びれた村であり、住民は近親結婚を繰り返しているちょっと普通じゃない人たちです。
18世紀頃まで邪悪な儀式や秘密の集会などが行われており、奇怪な儀式は現代まで受け継がれています。
特に「センティネル丘」と呼ばれる場所には怪しげな祭壇が残っており、原作ではここから事件が始まりました。
創作物としての歴史
初出はラブクラフトの「ダンウィッチの怪」に登場しました。
その後ダーレスの「丘の夜鷹」、「閉ざされた家」などにも登場し、クトゥルフ神話の代表的な都市の一つになります。
ちなみに、クトゥルフ神話TRPGでは「ダニッチの怪」というサプリメント(拡張本)も発売されています。
さらに、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者「水木しげる」さんもダニッチの怪を描かれています。
(「地底の足音」というタイトル)
また、アーティストの「人間椅子」さんも「ダンウィッチの怪」という曲を発表、
歌詞の中には「扉を開け ヨグ=ソトホート」など、クトゥルフ神話に関する言葉が出てきます。
まとめ
・古びれた村であり、住民も変な人
・怪しげな儀式や事件が起きている場所である
・ラブクラフトだけでなく、ダーレスも描いている
いかがだったでしょうか?
他の都市が気になった方は↓のバナーから一覧に飛べますので、ご活用ください。
最後に、参考文献を紹介します。
1.森瀬 繚,ゲームシナリオのためのクトゥルー神話辞典,SBクリエイティブ株式会社,2018年 電子第二版
原典、魔導書や地方、ラヴクラフトについて等書かれている本です。
元々このシリーズは分野に特化したわかりやすい事典として有名で、それのクトゥルフ版になります。
2.森瀬 繚,図解 クトゥルフ神話,株式会社新紀元社,2018年 第15版
左ページには設定を文章で、右ページにはそれらをわかりやすく図解で説明してくれている本です。
こちらも神話生物や魔導書などについても記載されています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。