パトレイバー2を見る前に知っておきたい3つのこと

 

賛否両論のある、劇場版パトレイバー2。

前回の記事で、どんな人に向いているか、どんな人は面白くないと感じるかについてお話しました。

今回は、劇場版パトレイバー2を見るにあたって、知っておくと楽しめる事前知識をお伝えします。

少々堅い話が多いですが、なるべく噛み砕いてお伝えするので是非読んでから見返して見て下さい、絶対面白くなります。

 

政治に関すること

さて、パトレイバー2の話を端的にまとめると、「警察と自衛隊上部のいざこざ」になるわけです。

物語途中で戦車が出撃したり、警察が狙撃銃持ち出して飛空艇撃ったり、色々やってるのは全部「頭の悪い上司」のせい。(って後藤さんが言ってた

 

自衛隊の治安維持出動

途中、自衛隊の戦車や歩兵が出撃するシーンがありますが、あれは「治安維持出動」と言って、警察では対処仕切れないレベルの暴動が起きた際などに発せられる命令。

戦争時にかかるのは「防衛出動」なので、別物な点に注意です。

(この辺気になる方は、自衛隊の服務小六法読んでみて下さい、結構わかりやすく書いてます)

 

今回の治安維持出動に関して、噛み砕いて説明すると「警察の力信用出来なさ過ぎるし、自衛隊の手柄にしたいからちょっと出動してよ」って感じです。

 

アメリカ空軍からの通達

物語中盤で、「この国は戦後からやり直す事になるのさ」というセリフがあります。

あそこの話、ただおじさん二人が画面に映っているだけなのでわかりづらいですが、アメリカ空軍が日本のテロリストを攻撃する為に船を出動中、沖縄にある基地からは戦闘機を飛ばす準備OKというかなり緊迫した状況です。

もし仮に、通達の通り明朝7時までに事態が良い方向に向かわなかった場合、アメリカ空軍は首都東京を攻撃する事になりました。

そして東京は焼け野原、本当の意味で戦後からやり直すことになります。

 

特車2科の人々のこと

引用:https://patlabor.tokyo/

物語終盤、特車2科のメンバーが揃うシーンがあるのですが、パトレイバー見てないと「誰この人たち?」状態。
(初見の私がそうでした)

で、物語にちょいちょい挟まる特車2科メンバーの現在が、知らない状態で見るとマジでサブキャラレベル。

 

本来、主人公である「泉 野明」でさえサブキャラレベルの扱いの本作は、バックボーンを知らないと楽しめない設計になっています。

ベースとなる各キャラクターの紹介は以下の記事で行っておりますので、そちらをご覧ください。

【現在準備中】

 

ぶっちゃけ、今回の主人公は「南雲 しのぶ」です。

今作を楽しむ為には、しのぶさんの過去について知っておくことが必須。

全く知らない状態だと理解が追いつかなく「ナニコレ?」な映画になります。(初見の時の私のように)

というわけで、しのぶさんの過去についてお話しましょう。

 

南雲 しのぶの過去のこと

引用:https://patlabor.tokyo/

今でこそ辺境の埋立地に飛ばされ、特車2科の隊長をやっているしのぶさんですが、元々かなりのエリートでした。

表向きには、「気が強すぎて飛ばされた」と言われていますが、実際は全く別。

男女の不倫関係」という不祥事で、飛ばされてきたのがパトレイバー2での話(この辺パラレルなので、ご理解ください)

 

昔々、本庁に居たしのぶさんは「警察で設立するレイバー部隊」の為に、「陸上自衛隊で行われているレイバーの研究会」への参加を命ぜられます。

それこそが、今回よく名前にあがる「柘植つげ学校」、(正式名称は「多目的歩行機械開発運用研究準備会」)

代表である「柘植 行人つげ ゆきひと」と「南雲 しのぶ」は男女の関係にありました。

しかし柘植は妻子持ち(男ってやーね)

 

才媛と呼ばれた「南雲 しのぶ」唯一の傷と言われるこの不祥事で、しのぶさんはキャリアの出世コースを外れ、特車2科に飛ばされます。

もえびと
しのぶさんがレイバーのノウハウを学んできたってのも、理由の一つなんだろうけど、本来ならもっと上の役職の筈だからねぇ。

 

まとめ

  • 話の根本は、警察と自衛隊の上層部のいざこざ
  • 特車2科のメンバー、特に「南雲 しのぶ」の過去を知らないと楽しみづらい
  • 柘植学校で起きた不倫の不祥事で、しのぶさんは特車2科に飛ばされた

複雑な話をここまでお読みいただき、ありがとうございます。

今すぐにパトレイバー2を見に行って下さい、私からはそれだけです。

劇場版パトレイバー2