今回はファンネルについてお話ししましょう。
ファンネルとは、ビットから発展した無線兵器のこと
ファンネルとは、エルメスに搭載されていたビットから発展した無線サイコミュ兵器のこと。
熱核反応路を搭載していたエルメスのビットは大型だった。そこでアクシズは、当時ビームライフルに使用されていた「エネルギーCAPシステム」に着目。
結果として、ファンネルにはエネルギーCAPシステムが採用され、熱核反応路をオミットできた事で小型化が実現した。
ファンネルのメリットは、再利用できること
ファンネルはMS本体のファンネルポッドへ帰還することにより、再利用できる。ビットよりも稼働時間が短めになったが、ファンネル一基あたりの製造コストは下がり、実戦にも耐えうる性能を有していたためアクシズ、ネオ・ジオンを代表する兵器の一つとなった。
注意が必要な点としては、νガンダムに装備されている「フィン・ファンネル」は再利用できないという点だろう。あれはジェネレーターを内蔵しているので、構造としてはビットに近い。より発展したHi-νガンダムのフィン・ファンネルについては充電可能になった。ややこしいな。
代表的なファンネル兵器
先ほども少し触れたが、代表的なファンネル兵器について紹介しよう。
- ファンネル:キュベレイなどに搭載
- マザー・ファンネル・システム:ゲーマルクに搭載
- フィン・ファンネル:νガンダムの搭載
基本的にはファンネルは小型のものが使用されるが、α・アジールなどの大型MAではファンネルサイズもMS並みの大型になるなど例外もある。
また、マザー・ファンネルは親機こそ大型なものの、射出されるファンネルは通常サイズのものだ。マザーに対して、チルド・ファンネルと呼ばれることもある。
まとめ
今回はファンネルについてお話しした。最後にまとめよう。
- ファンネルとは、ビットから発展した無線兵器のこと
- ファンネルのメリットは、再利用できること
- アクシズ、ネオ・ジオンのMS/MAに装備されていることが多い
サイコミュについては以下の記事で解説しているので、気になる方は以下のリンクからご覧ください。
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サイコミュとは?装置の役割・歴史・実用についてわかりやすく解説!
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