「ファンネルとビットの違いってなんなん?どっちも無線サイコミュ兵器でしょ?」
結論からお伝えすると、ビットの進化系がファンネルで、エネルギーの供給方式が異なります。ビットは自家発電で、ファンネルは充電式、このイメージでOKです。
本文では、もっと詳しい部分まで掘り下げて解説しています。ガンダム歴30年近いもえびとが設定資料読み込んで書いた記事ですので、お楽しみください。
ファンネルとビットの違いはエネルギーの供給方式
EN供給 | 稼働時間 | 攻撃力 | コスト | |
ファンネル | 充電式 | 短い | 低い | 安い |
ビット | 自家発電 | 長い | 高い | 高い |
もう少し細かい話はそれぞれの項目で解決しよう。
まずはビットから。
ビットの性能:熱核反応炉を搭載し大型
ビットには熱核反応炉が搭載。つまり、ビット1基ずつ自分で発電しながら飛び回ってるイメージ。
熱核反応炉の影響もあり、エルメスに搭載されていたビットはかなり大型で、ジオン軍の戦闘機「ドップ」と同じくらいの大きさになっていた。
基本的には宇宙空間でしか使用できないが、サイコガンダムMl-Ⅱに搭載された「リフレクター・ビット」は大気圏内での使用が可能。
ファンネルの性能:再利用可能かつ小型
エルメスに搭載されていたビットに、アクシズが「エネルギーCAPシステム」を採用することで小型化に成功。エネルギー供給を充電式にすることでよりコンパクトにしたものこそ「ファンネル」だ。
ファンネルはエネルギーを使い果たすと「ファンネルポッド」と呼ばれる本体装備へ戻り、エネルギーをチャージする。稼働時間こそ短いものの、再利用可能な点がビットよりも優れている点だろう。
余談だが、ファンネルが搭載されたキュベレイも元々「エルメスをMS化しよう」という発想の元作られている。
ビット搭載機体一例
ビットが搭載された機体もまとめておこう。
- エルメス:通常のビット
- サイコガンダムMk-Ⅱ:リフレクター・ビット
- バギ・ドーガ:モビル・ビット
ファンネル搭載機体
次にファンネル搭載機体について紹介しておく。
- キュベレイ(Mk-Ⅱ、量産型含む)
- クィン・マンサ
- ヤクト・ドーガ
- サザビー
- α・アジール
- クシャトリヤ(リペアード含む)
も「最近福岡νに対抗したサザビーにめっちゃデカいのつけられましたね」
コラム:実はかなり特殊なフィン・ファンネル
ファンネルという名前を聞くとνガンダムに装備された「フィン・ファンネル」を思い浮かべる人も多いのでは無いだろうか。
しかし、フィン・ファンネルは、ファンネルという名前でありながら「ジェネレーター内蔵」「再充電不可」と、かなりビットに近い性能をしている。
フィン・ファンネルについては後日別記事で書く予定なのでお楽しみに。
も「ギュネイが何でファンネルがあんなに持つんだ!?と言っていた原因はコレです」
まとめ
今回はファンネルとビットの違いについて解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
EN供給 | 稼働時間 | 攻撃力 | コスト | |
ファンネル | 充電式 | 短い | 低い | 安い |
ビット | 自家発電 | 長い | 高い | 高い |
今回参考にした資料はコチラ
参考文献: 1.皆河有伽,総解説ガンダム事典Ver.1.5,株式会社講談社,2009年 第1刷
この記事以外にも多くのサイコミュに関する情報を掲載しています。ニュータイプの脳波がどうやってファンネルに伝わるのか?ファンネルとインコムの違いは何か?など詳しく解説しているので、ぜひ一度ご覧ください。
画像引用元:GジェネレーションF/GジェネレーションF.IF