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今回は「電脳戦機バーチャロン」に登場する機体を解説します。
今回紹介するバーチャロイドは、こちら!
動画で見たい方はこちらで公開中です↓
機体スペック
機体名 | MBV-707-G テムジン |
登場作品 | 電脳戦記バーチャロンシリーズ |
所属 | DNA |
武装 | ランチャー/スプライナー |
特記事項 | マインドブースターによる最適化機能 |
第7プラントが総力を挙げて開発した第二世代型バーチャロイド。(DNA側)
第8プラントの技術供与を受けて、各所に最新鋭の機構額見込まれている、新世代の統一規格型機種になります。
マインド・ブースター
背部にマウントされたマインド・ブースターはパイロットの力量に合わせて自律調整する効果を持ちます。
これにより、「どんなパイロットでも」最大限の操作レスポンスを実現する為に装備されています。
マインド・ブースターという名前ですが、あくまで「能力をブーストさせる」という意味であり、バーニアではありません。
ジェット噴射のように見える光は、V-コンバータの自立放射熱反応によるもので、推進力を得る為のものではないとのこと。
また、本気はRNAに対する戦力として突貫的に開発された為、マインド・ブースターの能力の40%近くは凍結された状態です。
開発者曰く「素っ裸のまま戦場に放っぽりだした」状態だそう。
ランチャー/スライプナー
装備しているランチャー/スライプナーは4形態あり、目的に応じた戦闘が可能です。
フェイズ1/ニュートラル・ランチャー
牽制から弾幕まで広くをこなせるスタンダードなライフル。
フェイズ2/ラジカル・ザッパー
瞬間火力に秀でており、狙撃も可能。
フェイズ3/ブリッツ・セイバー
刀身はライフルの1.5倍程長く伸び、近距離戦でのリーチを広く取れる。
フェイズ4/ブルー・スライダー
サーフボードのような形に変形し、テムジンが上に乗る事で相手への突進攻撃を行う形態。強力な技ですが、かなり多くのエネルギーを使用する必殺的な技になります。
後の707-J テムジンにもこの技は引き継がれます。
MBV-04 テムジン
XMUプロジェクトという中で作られた、XMU-04D型に「テムジン」の名が与えられました。
その後開発されたものが、「MBV-04テムジン」
テムジンはそれまでの兵器に比べ、軽快な機動力、汎用性の高いビーム・ランチャーを装備しているなど、戦場においてかなり柔軟に対応出来る機体でした。
第一世代バーチャロイドの中では最もバランスが良く、名実共に主人公。
このテムジンが携行しているビーム・ランチャーには変形機構が無いものの、ビームの打ち分けは可能。
また、白兵戦に置いても、ビームブレード形成機能によりゼロ距離戦闘を可能にしています。
癖が少なく扱いやすい事、見た目がヒロイックな点などで人気を博し、限定戦争の人気商品となりました。
ちなみに、先ほど解説した707テムジンとは全く別の機体です。
まとめ
ポイント
- マインド・ブースターは搭乗者の能力を最大限に引き出す
- ランチャー/スプライナーは4つの形態を持つ
- OMGのテムジンとは別の機体
いかがだったでしょうか?
今回の解説はこちらの資料を参考に行なっています。
気になかった方は手に取ってみてはいかがでしょうか?
参考文献: 1.瓦重朗,電脳戦記バーチャロン オラトリオ・タングラム「真実の壁」,ソフトバンク パブリッシング株式会社,2000年 初版
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