「サナリィって結局何作ってたの?」
そんな疑問にお答えすべくこの記事を書かせていただきました。
サナリィはF91のイメージが強いですが、MS小型化にはある背景があったのです。
この記事では、サナリィの歴史から新型熱核融合炉開発の背景、F計画についてまで解説させていただきます。
それでは、早速見ていきましょう。
サナリィの歴史
サナリィの正式名称は以下の通り。
海軍戦略研究所「S.N.R.I.」(Strategic Naval Research Institute)
元々は「戦略戦術研究所」という名前だったが、0093、シャアの反乱の時期に改名。
0096に小型MS用の小型核融合炉の研究へ着手し、これを実用化。
107年頃、通称ガンタンクR-44(当時の名は不明)が実用化され、サナリィ初の地球連邦軍採用機となった。
その後、連邦軍のMS小型化に関する要望に応え続け、「F90」「キャノンガンダム」「Gキャノン」など多くの小型MSを開発。
この時、アナハイムは「ジェガン」「ヘビーガン」など時代遅れの大型MSを建造している。
サナリィとアナハイムの違いについては以下の記事で解説しているので、気になる方はご覧ください。
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【5分でわかる】サナリィとアナハイム違いとは?代表的なMSとコンペの結果も解説!
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新型熱核反応路
さて、ここで小型MSの鍵となる新型熱核反応路について解説しよう。
元々MSにはミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応路が積載されていた。
新型への発展は「燃料を核融合直前の状態で保存」した上で、Iフィールドを通じて炉心内で直接融合させるというものだ。
これにより、熱核反応路が小型化、ひいてはMSの小型化に繋がるわけだが、問題もあった。
炉心内で直接融合させることから、炉心が攻撃を受け、破壊された場合、最悪核爆発を起こす危険性があったんだ。しかし、そのリスクに見合うだけのリターンがある。
こうして、新型熱核反応路は実用化、サナリィは次にF計画へと移ることになる。
F計画(フォーミュラ計画)
サナリィの代表的な計画の一つに、F計画(フォーミュラ)計画がある。
F計画は実用的な小型MSを開発すべく、サナリ
詳しくは以下の記事で解説しているので、ご覧ください。
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フォーミュラ計画(F計画)とは?武装・装甲の進化を解説
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まとめ
今回はサナリィについてお話しした。最後にポイントをまとめよう。
- サナリィは小型MSの小型核融合炉を完成させたことで、MSの小型化に成功した
- 新型の小型核融合炉は、破壊された場合核爆発の恐れがある
- サナリィ最大の開発に「F計画」というものがあった
参考文献
- 皆河有伽.ガンダム事典Ver.1.5.講談社.2009年
- 富野由悠季.あおのじゅんじ.機動戦士ガンダムF91プリクエル.株式会社KADOKAWA.2020年