今回はアーマードコア6に登場する、ルビコン解放戦線について解説します。
動画にもしてあるので、耳で聞きたい方はこちらでどうぞ。
ルビコン解放戦線とは?
ルビコン解放戦線は、その名の通りルビコニアンを中心に構成される組織だ。
彼らはアイビスの火を経験しており
「灰かぶりて我らあり」
「コーラルよ、ルビコンと共にあれ」
という言葉と共に生きている。
星外企業であるベイラム、アーキバスの侵略を良しとせず、対抗するため日々活動を続けている。
しかし、資源や人材は十分とは言えず、常に枯渇しているのが現実だ。
ルビコン解放戦線には多くの子どももいるが、その多くが食糧難から餓死している。
公益上の重要な拠点である「壁」を占拠しており、ジャガーノートを用いて守りを固めている。
サム・ドルマヤン AC「アストヒク」
ルビコン解放戦線の師父であり、歴戦の軍事指導者。
彼はかつてコーラルの声を聞いており、コーラルとの共生をテーマとして思想を広めた過去を持つ。
一般的にはコーラル神秘主義と呼ばれている。
青年期は流浪のドーザーとして過ごしており、アイビスの火を生き残った。
ミドル・フラットウェル AC「ツバサ」
ルビコン解放戦線の実質的戦争指導者。
内部では師叔(ししゅく)と呼ばれており、兄弟子として皆に尊敬されている。
密偵として星外企業に潜伏していた時期があり、シュナイダー社の人間には太いパイプがあるとのこと。
つまり、アーキバスグループと関わりがあるため、ヴェスパー部隊の中に彼と繋がっている人間がいても不思議では無いだろう。
インデックス・ダナム AC「バーンピカクス」
ルビコン解放戦線のゲリラ指導者。
元々グリッド建設の職工だったが、ドルマヤンの思想に共鳴し、解放戦線に加わった。
士気が高いものの、パイロット適正が低く、他の人間と比べ機体装備も乏しいものになっている。
リング・フレディ AC「キャンドルリング」
彼はドルマヤンの男娼である。
コーラルの声が聞こえなくなったドルマヤンは、深い孤独にあったことが推察される。
そんな時、リングはドルマヤンの精神世界を敬愛し、孤独に寄り添うべく戦場に身を投じた。
ドルマヤンにそもそも男色の気があったかどうかは、確証が得られる情報が無い。
最も、そんなもの三流ゴシップ記事さえ存在していないこの星では何の意味も持たない情報だ。
リトル・ツィイー AC「ユエユー」
両親がコーラル採掘での成功を求め、幼いツィイーと共にルビコンへ密航した。
そして密航した船は墜落する。
事故だったのか、撃墜されたのかは現段階では不明。
墜落現場で一命を取り留めた彼女は、フラットウェルに保護され、ACのコアを揺り籠として育った。
そんな彼女がルビコン解放戦線に参加することは自然な流れであり、今では皆の妹分として可愛がられている。
六文銭 AC「シノビ」
彼は厳密に言えば独立傭兵で、ルビコン解放戦線のメンバーではない。
しかし、餓死寸前のところをツィイーに救われ、その恩義に報いるために独立傭兵でありながらルビコン解放戦線の敵と戦っている。
日経移民文化を好み、古典芸能に詳しい。
「ニンジャ」「カブキ」「シノビ」などやや古い知識ではあるものの、この時代に芯を持っているのは素晴らしいことだ
ドルマヤンの歴史
ドルマヤンは元々コーラルにより無限の恵みが得られると思っていた。
しかし、彼も621と同じようにコーラルの「声」を見る。
声の持ち主である彼女との時間は幸福と言っており、この頃から彼はコーラルとの共生を意識し始めた。
しかし、ドルマヤンは同時に多くのコーラルの犠牲の上に成り立っている共生に納得がいかないようだった。
そして彼女は技研都市の論文から可能性を見出す。
「コーラルリリース」
ドルマヤンも「向こう側」に行くことを望んでいた。
しかし彼はこう紡ぐ。
「コーラルよ、ルビコンと共にあれ
コーラルよ、ルビコンの内にあれ
その賽は投げるべからず」
コーラルの解放を危険視した彼は、ルビコンの中でのみ共生する道を選んだ。
しかし、無念にもコーラルリリースは、オールマインドに引き継がれる。