今回はアーマードコア6に登場する、RaDについて解説します。
動画にもしてあるので、耳で聞きたい方はこちらでどうぞ。
RaDとは
Recycle And Development(再利用と発展)
ドーザーというならず者を従えている、好戦的な武器商人だ。
暴力だけでなく、兵器作りの腕も一級品で、MTやACパーツなど、多くの製品が表市場、裏市場問わず出回っている。
特にACパーツは元々作業用だった物を改修し、戦闘用武器にまで昇華させるアイデアはボスの遊び心そのものだろう。
シンダー・カーラ AC「フルコース」
RaDのボスであり、全製品の基礎設計を行う第一技師。
AC乗り、AIエンジニアなど多くの顔を持つ女性だ。
情報処理と機体設計のスペシャリストであり、膨大な知識量と自由な発想で奇抜な兵器を生み出している。
彼女の設計思想は「殺しの道具だからこそ ひとつ笑える必要がある」
そして「生きているなら笑え」がモットーらしい。
楽観的かと思えばそんなことはなく、灰かぶりであり、ルビコンの火を生き残っていることから、壮絶な過去であったことがうかがえる。
RaD以外にも組織に在籍していたという噂があるが、これについては複数の情報があり断定し切れない。
チャティ・スティック AC「サーカス」
口数は少ないもののユーモアのある男性。
ボスであるカーラを楽しませる621に好印象を持っていたようだ。
実のところ、チャティ・スティックはAIである。
カーラが作成しており、自らを支え楽しめる提案をするAIを作り上げた。
しかし、どのような命令プログラムを組み込んでも、チャティは必要最低限のことしか喋らなかった。
ボスであるカーラの突飛な発想を聞くのが楽しかったのかもしれない。
ボスのモットーである「生きているなら笑え」を実現しようとするが、上手くこなせない、器用で不器用なAIである。
インビンシブル・ラミー AC「マッドスタンプ」
ドーザーの一派であり、RaDの構成員。
コーラルドラッグの乱用により酩酊状態にあり、自分こそ無敵という誇大妄想に取り憑かれている。
撃破されても翌日には忘れており、死なない限り無敵の男。
ドーザーにはこういった人間が多く、RaDが危険視されている理由の一つでもある。
オーネスト・ブルートゥ AC「ミルクトゥース」
彼は元RaDの構成員で、現在はドーザーの最大勢力ジャンカー・コヨーテスのボスだ。
柔和な人当たりと話しぶりからカーラに目をかけられていた過去がある。
確かに、彼はロマンチックな言葉を選び、一見上品な人間のようにも思える。
しかし、彼には重度の虚言癖があり、実態は人格破綻者だ。
RaDの資金と技術の多くを持ち逃げした経験もあり、カーラは彼のことを心から憎んでいる。
余談
余談だが、強化人間C4-621が使用していた最初の機体はRaD製のものである。
ハンドラー・ウォルターとシンダー・カーラには接点があるため、そこを考えれば不思議ではない
余談2
RaDの構成員は、二つ名と実情が真逆のものとなっている。
"チャティ(おしゃべり)"スティック
"インビンシブル(無敵の)"ラミー
"オーネスト(正直者の)"ブルートゥ
そして...
"シンダー(灰かぶり)"カーラ