今回は「虐殺ルート」で破壊に回る「クレイドル」について解説させていただきます。
クレイドルは居住を目的とした、超大型航空機
クレイドルは高度7000m付近を半永久的に飛び続ける超巨大航空機です。
コジマ粒子により汚染され、住むことが困難になった地上を離れるべく開発されたクレイドルは、1機につき800〜2000万人を収容できます。
クレイドルは基本、1〜5機で編隊を組み、現在では21機のクレイドルが地球を周り続けているんです。
また、残った地上の人間を空に上げるべく、未だに建造中です。
優先的に三代企業グループ及び関係企業の人間がクレイドルに移住しており、コロニーの人間は後回しに。
クレイドルの生活
実はクレイドルは機体により差異があります。
一般的なものであれば、全長約4km、居住区の高さは約40mとなっています。
(40mは、ちょうど両国国技館の天井の高さとほぼ一致するので、イメージしやすいかと思います)
クレイドルの中では居住だけでなく、労働も行われているんです。
たくさんの企業や店舗がクレイドル一機の中に存在しており、閉鎖的な環境でありながら経済活動が行われています。
また、別のクレイドルに移るには制約が多いため、基本的にクレイドル間での活発な交流はありません。
クレイドルの巡航ルート
GA、インテリオルそれぞれの航行ルート
クレイドルにはGA製のものと、インテリオル・ユニオン製の二つの種類があります。
現実の航空会社のように、それぞれが航行ルートを持ち、基本GAが南半球、インテリオルが南極側で航行しています。
また、他の企業がレンタルしていることも多く、オーメルはGA製、インテリオル製両方のクレイドルを持っています。
アルテリア施設
半永久的に飛ぶと言っても、クレイドルのエネルギーは無限ではありません。
そこで使われるのが「アルテリア施設」
これは、一定範囲内のクレイドルにエネルギーを補給する施設で、基本クレイドルはこの範囲内でしか飛ぶことができません。
補助的ですが、クレイドルのエンジンは雲から電気分解で水素を取り出し、エネルとギーとすることができます。(気休め程度ですが)
まとめ
ポイント
- クレイドルは居住を目的とした巨大航空機
- 閉鎖的な空間だが、経済活動は行われている
- 基本的にアルテリア施設のあるルートでしか飛ぶことができない
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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参考文献
浜村弘一,ARMORED CORE A NEW ORDER of "NEXT",株式会社エンターブレイン,2010年 電子版