「サイコミュって結局なんなの?ファンネルとかが使えるのはわかるんだけど…」
作中でも中々解説されることの無いニュータイプ能力、サイコミュ。
紐解くと凄く面白い内容だったので紹介させてください。
約30年間、ガンダムと共に育った「もえびと」が、わかりやすく解説します。
サイコミュとは、感応波を機械語に翻訳するための装置
サイコミュとは、サイコ・コミュニケーターの略で別名「脳波伝導システム」とも呼ばれる。
ニュータイプと呼ばれる人間は、継続的な緊張状態に置かれると特定の「感応波」を出すことが研究により判明した。
ニュータイプの感応波を受信し、機械語に翻訳するインターフェース、それこそがサイコミュである。
サイコミュ実用の歴史
本来、モビルスーツを操縦する際にはパイロットが行いたい行動とラグが生じる。
わかりやすく言えば、車を運転する際、アクセルを踏む→駆動する→車が進むといった具合だ。
しかし、サイコミュを使えば考えた段階で車が進む。
当初の技術では機体制御を行うには至らなかったが、砲台を有線で動かす程度のことはできたわけだ。
一年戦争時、当時ジオン公国から依頼されフラナガン機関はサイコミュの開発に取り掛かった。
0079.10、試作型が完成。ブラウ・ブロに装備され実戦投入、技術は発展し、サイコミュ通信というものが生まれ、エルメスに搭載された。
昨今ではこのサイコミュ通信技術が世に出回り、多くの無線兵器が誕生している。
サイコミュを利用した兵器の一例
ここではサイコミュを利用した兵器の一例を紹介しよう。
- ビット系:エルメスなどに搭載
- ファンネル系:キュベレイなどに搭載
- 有線ビーム砲:ジオングなどに搭載
そもそもファンネルとは何か?という話は後々解説予定。
その後インコムとファンネルの違いについても解説させていただこうと思う。
サイコミュ通信とは、無線でサイコミュ操作を可能とした手段
サイコミュ通信の技術により「ビット」や「ファンネル」といった無線サイコミュ兵器の操作が可能となった。メカニズムについてお話ししておこう。
ニュータイプの感応波には、ミノフスキー粒子を振動させる力がある。つまり、ミノフスキー粒子の振動を受信・増幅させることができればサイコミュ兵器を無線で運用できるというわけだ。
一見何も無い空間に浮いているように見えるサイコミュ兵器だが、その間にはミノフスキー粒子が散布されている。
ミノフスキー粒子そのものの解説については以下の記事で行っているので、気になる方は参考にしていただきたい。
まとめ
- サイコミュとは、NTの感応波を機械語に翻訳するための装置
- サイコミュ実用は最初は有線兵器に、徐々に無線兵器に推移していく
- ビット、ファンネルなどの無線サイコミュ兵器にはサイコミュ通信が使用されている
今回の解説はここまで。このサイトでは、ガンダムに関するマニアックな情報をお届けしていきます。
YouTubeで動画公開もしておりますので、耳で聞きたい方は以下のリンクからご覧ください。
あなたのガンダムライフが楽しくなることを願います。